遠い山の向こうに、神様がいらっしゃる。

その神様は、天秤様とおっしゃいます。

人間達を見守って、それぞれの幸福天秤を調節していらっしゃる。

「ほぅ、この者はチト不幸が続いたの。ここらでチョイと幸せをあげよう」

そんな風に仰っては、幸せの受け皿にオモリを一つ。

「む。少々、浮かれているようじゃな」

そう仰っては、不幸せの受け皿に一つ。


だから人間は、幸せばかりが続くとは限らない。不幸せばかりが襲うとも言えない。


我が家は正月からずっと、不幸せの方へ傾いているようです。

えぇと、神様。
ぼちぼち調節していただけるとありがたいのですが。


「えぇ~?もう少し見ていたかったのにぃ」


そこを何とか。
今日は俺の誕生日でも在りますから。
誕生日祝いに一つ。

「あ、そうなの?誕生日祝い何が良い?」



家族の健康。