リサちゃんは近頃元気がありません。
なかよしだった犬のゴンが、急にいなくなったのです。
お父さんに聞いたら「ゴンは頑張って長生きしただろ。神様がもういいよ、ご苦労さま、こっちでゆっくりしなさいって言ったんだ。」
と教えてくれましたが、リサちゃんには何のことか良く判りません。
ただ、そこにゴンがいないこと、そしてもう戻ってこないんだということは何となくわかりました。
ところが今日。
お母さんといっしょに買い物に行った帰り道、ゴンが居たのです。
そこは、近所にある小さなおもちゃ屋さんでした。
「ゴン、こんなところにいたの」
リサちゃんは嬉しくてたまりません。
ゴンは優しい顔で、おもちゃ屋さんから外を見ています。
茶色くて大きな体は、まさにゴンそのものです。
リサちゃんは、お母さんの手を振り切ってゴンに抱きつきました。
少し柔らかいですが、鼻をくすぐる毛は、やはりゴンです。
「ゴン、おうち帰ろ?」
リサちゃんが話しかけてもゴンは何も言いません。
そんなリサちゃんをお母さんと店のおじさんが困った顔で見ていました。
二へ
なかよしだった犬のゴンが、急にいなくなったのです。
お父さんに聞いたら「ゴンは頑張って長生きしただろ。神様がもういいよ、ご苦労さま、こっちでゆっくりしなさいって言ったんだ。」
と教えてくれましたが、リサちゃんには何のことか良く判りません。
ただ、そこにゴンがいないこと、そしてもう戻ってこないんだということは何となくわかりました。
ところが今日。
お母さんといっしょに買い物に行った帰り道、ゴンが居たのです。
そこは、近所にある小さなおもちゃ屋さんでした。
「ゴン、こんなところにいたの」
リサちゃんは嬉しくてたまりません。
ゴンは優しい顔で、おもちゃ屋さんから外を見ています。
茶色くて大きな体は、まさにゴンそのものです。
リサちゃんは、お母さんの手を振り切ってゴンに抱きつきました。
少し柔らかいですが、鼻をくすぐる毛は、やはりゴンです。
「ゴン、おうち帰ろ?」
リサちゃんが話しかけてもゴンは何も言いません。
そんなリサちゃんをお母さんと店のおじさんが困った顔で見ていました。
二へ