小熊のまーちゃんは
お兄さんのくーちゃん
とお母さんと一緒に
暮らしていました。


お父さんは、ずっと
前に人間のいる山里
へ食べ物を探しに
行ったまま帰って
きませんでした。

お母さんにその事を
聞くと、悲しい顔に
なるので、まーちゃん
は我慢しました。

優しいお母さんと、
いつも遊んでくれる
お兄さんがいてくれる
だけでとても幸せ
でした。

今日は、お山に今年
初めての雪が
ふりました。

まーちゃんは、雪が
好きでしたが、
食べ物が少なくなる
のは嫌いでした。
「くーちゃん、まーちゃん
今から食べ物を
探しに行くからね。
お母さんから離れては
だめよ。」

「うん!」

「だいじょぶさ。」

くーちゃんもまーちゃん
も、お母さんの後に
ついてはりきって
でかけました。