「これは!」
ハナクロの大声に皆が集まってきた。
「あ。これは!」
「この猫の絵、」
皆が一斉に騒ぎ出した。
「きっとその猫が道を示してくれたんだ。
旅に出たのは無駄じゃなかった!」
皆が尻尾やヒゲを擦り合わせて喜びあった。
旅に具体的な目的が出来た。
このマークを探せば良いのだ。
ハナクロは、見た事のないその猫に感謝した。
マークは次々に見つかった。
どのマークも、野良猫が居そうな場所に書いてある。
そこに居る地元の猫達も、言われて初めて気づいたようだ。
気づいた者も、中には居たが、つまらない悪戯と思っていたらしい。
一緒に行かないかと、ハナクロが誘っても
彼らはやんわりと断った。
ささやかながら、毎日の糧がある。
そして暖かい日差しもあると彼らは言った。
それがどれほど幸せなことかをハナクロ達もよく判っていた。
無理に誘うことは出来ない。
無理にその場所に割り込むこともまた、出来なかった。
ハナクロの大声に皆が集まってきた。
「あ。これは!」
「この猫の絵、」
皆が一斉に騒ぎ出した。
「きっとその猫が道を示してくれたんだ。
旅に出たのは無駄じゃなかった!」
皆が尻尾やヒゲを擦り合わせて喜びあった。
旅に具体的な目的が出来た。
このマークを探せば良いのだ。
ハナクロは、見た事のないその猫に感謝した。
マークは次々に見つかった。
どのマークも、野良猫が居そうな場所に書いてある。
そこに居る地元の猫達も、言われて初めて気づいたようだ。
気づいた者も、中には居たが、つまらない悪戯と思っていたらしい。
一緒に行かないかと、ハナクロが誘っても
彼らはやんわりと断った。
ささやかながら、毎日の糧がある。
そして暖かい日差しもあると彼らは言った。
それがどれほど幸せなことかをハナクロ達もよく判っていた。
無理に誘うことは出来ない。
無理にその場所に割り込むこともまた、出来なかった。