「闇バスッすか?」
「選んだ理由は3つ」
さぁ、奴はどう答える
かな。
「一つ。公営バス
よりも闇バスの方が
良い車を使っている。」
「なるほど。」
「二つ。高地環境に
慣れやすい。」
「ふむふむ。」
「三つ。面白い。」
「面白い?」
「そう。公安当局に
捕まったらゴルムドに
戻される。」
「闇バス決定。」
間髪を入れず、パツ
キンが答えた。
やっぱりな、俺が旅の
相棒に選んだだけの
事はある。
ゴルムドからラサまで
、幸いにも振り出しに
戻される事は無かった。
闇バスは体力勝負と
聞いていたが、二人
とも全く平気だ。
高地の空気にも慣れた。
陸路を選んだのは正解
だった。
ラサからカトマンズ
まではランクルを
手配してある。
まず飯だ。街角に、
ヤクを焼いている店が
あった。羊も牛もある。
何よりドブロクがある。
俺もパツキンも、中国
語が話せない。
もちろんチベット語も
話せない。
だが、地元の人達は
俺達をキラキラ光る
瞳で興味津々で見て
いる。
無理もない。
一人は金髪だし、一人
は熊のような大男だ。
「パツキン、あの人達
と一緒に飲みてぇよな
?」
「ッスねぇ、せっかく
ですし…」
「よっしゃ。見とけ」
俺は立ち上がり、
周りを見渡した。
「I'm a Japanese
KARATE MAN!」
型を見せる。
どよめきが起こった。
割れた素焼きの壺が
あったので、机の上で
正拳で粉々にする。
数分後、俺達のテー
ブルには肉とドブロク
が山積みになっていた。
俺もパツキンも、いつ
ホテルに戻ったか
覚えていなかった。
パツキンは妙な民族
衣装を着ていた。
「選んだ理由は3つ」
さぁ、奴はどう答える
かな。
「一つ。公営バス
よりも闇バスの方が
良い車を使っている。」
「なるほど。」
「二つ。高地環境に
慣れやすい。」
「ふむふむ。」
「三つ。面白い。」
「面白い?」
「そう。公安当局に
捕まったらゴルムドに
戻される。」
「闇バス決定。」
間髪を入れず、パツ
キンが答えた。
やっぱりな、俺が旅の
相棒に選んだだけの
事はある。
ゴルムドからラサまで
、幸いにも振り出しに
戻される事は無かった。
闇バスは体力勝負と
聞いていたが、二人
とも全く平気だ。
高地の空気にも慣れた。
陸路を選んだのは正解
だった。
ラサからカトマンズ
まではランクルを
手配してある。
まず飯だ。街角に、
ヤクを焼いている店が
あった。羊も牛もある。
何よりドブロクがある。
俺もパツキンも、中国
語が話せない。
もちろんチベット語も
話せない。
だが、地元の人達は
俺達をキラキラ光る
瞳で興味津々で見て
いる。
無理もない。
一人は金髪だし、一人
は熊のような大男だ。
「パツキン、あの人達
と一緒に飲みてぇよな
?」
「ッスねぇ、せっかく
ですし…」
「よっしゃ。見とけ」
俺は立ち上がり、
周りを見渡した。
「I'm a Japanese
KARATE MAN!」
型を見せる。
どよめきが起こった。
割れた素焼きの壺が
あったので、机の上で
正拳で粉々にする。
数分後、俺達のテー
ブルには肉とドブロク
が山積みになっていた。
俺もパツキンも、いつ
ホテルに戻ったか
覚えていなかった。
パツキンは妙な民族
衣装を着ていた。