娘は今日、映画を観に行くそうな。

『グエムル 漢江の怪物』とかいう面白そうなやつだ。

怪物にさらわれた娘を助けようとする父親の話らしい。


「なぁお父さん、うちが(最近、彼女は自分をこう呼ぶ)怪物にさらわれたら助けてくれる?」


当たり前田のクラッカー。
凹ってやります。

隣で若様も叫ぶ。
「ぼきも助けるのー!ウルトラマンになるのー」


嫁はんは?

「包丁で。サラシ巻いて、うりゃぁぁぁって行きますが?」

娘の瞳が、俺にこう言っている。


この人だけは怒らせちゃマズいよね、お父さん…


俺も答えた。

あ、当たり前田の…