「今や、彩ちゃん!」

「はいな父さん!」

彩は女に向かって
念を込めた。
俺は女の頭に
掌を当て、、
真言を唱えた。

俺と娘の念を
受けた女から、
いくつもの
思念が人魂の
形になって
消えていく。

「説得終了!」

俺の言葉と同時に
女はようやく
消えた。


「やったな、
おとん。」

「お父さんと
言いなさい。」


母親は、まだキティ
ちゃんのパンツを
見せたまま
呆然としていた。

「なんで。なんでやの
なんで私を助けたん」

つかつかっと彩が
近づき、バシッと
指指しながら言った。