僕の叔父さんは、
会社を定年退職して
から、毎日、絵を
書いて過ごしていた。
僕も一度見せて
もらったけど、墨絵
とかいうやつらしい。
山とか川とか書いて
あるんだけど、
色が付いてないから
あまり面白くない。
叔父さんにそう
言ったら、笑って
頭を撫でながら、
「じっと見ていたら
色が浮かんでくる
のさ。
正直に言ったから、
この絵をご褒美に
あげるよ。」
だってさ。
なんて読むんだろ。
雪に舟って書いて
あった。
叔母さんを亡くして
から、伯父さんは余計
に部屋にこもるように
なった。
皆がごちゃごちゃ
言うからうるさかった
のかもしれない。
そして叔父さんは、
ある日突然居なく
なった。
鍵がかかった部屋の
中から、煙のように
消えちゃったんだ。
会社を定年退職して
から、毎日、絵を
書いて過ごしていた。
僕も一度見せて
もらったけど、墨絵
とかいうやつらしい。
山とか川とか書いて
あるんだけど、
色が付いてないから
あまり面白くない。
叔父さんにそう
言ったら、笑って
頭を撫でながら、
「じっと見ていたら
色が浮かんでくる
のさ。
正直に言ったから、
この絵をご褒美に
あげるよ。」
だってさ。
なんて読むんだろ。
雪に舟って書いて
あった。
叔母さんを亡くして
から、伯父さんは余計
に部屋にこもるように
なった。
皆がごちゃごちゃ
言うからうるさかった
のかもしれない。
そして叔父さんは、
ある日突然居なく
なった。
鍵がかかった部屋の
中から、煙のように
消えちゃったんだ。