ようやく三輪車に乗れたばかりの晃くんは、近所の公園までの往復が毎日の楽しみである。
車が通れない裏道をきこきこと進む。
後ろから、お母さんがついて来てくれるから安心だ。
膝小僧がむき出しの半ズボンの腰には、お気に入りの玩具の銃が光っている。
ちょっとしたヒーロー気取りだ。
この前、少し遠くまで行った。
お姉ちゃんの幼稚園まで行ったのだ。
いつもの公園より、少しだけ遠かったけれども晃くんは頑張った。
お母さんも誉めてくれたので、晃くんはとても嬉しかった。
ところが、今日も行こうと張り切っている晃くんをお母さんが止めた。
お使いに行かなきゃならないから少しだけお留守番しててね、と言われたのだった。
つまらないなぁと、オモチャ箱をひっくり返してみる。
そして晃くんは、大変なものを見つけてしまった。
お姉ちゃんがお遊戯に使う黄色いポンポンがあったのだ。
きっと忘れて行ったんだ、どうしよう。困っているだろうな…
晃くんの頭に、大好きなお姉ちゃんの泣き顔が浮かんだ。
よし。届けてあげよう!
幼稚園なら、僕一人でも行ける。
晃くんは、いつもの銃と、念の為に秘密戦隊のスーパー携帯を持った。
2へ
車が通れない裏道をきこきこと進む。
後ろから、お母さんがついて来てくれるから安心だ。
膝小僧がむき出しの半ズボンの腰には、お気に入りの玩具の銃が光っている。
ちょっとしたヒーロー気取りだ。
この前、少し遠くまで行った。
お姉ちゃんの幼稚園まで行ったのだ。
いつもの公園より、少しだけ遠かったけれども晃くんは頑張った。
お母さんも誉めてくれたので、晃くんはとても嬉しかった。
ところが、今日も行こうと張り切っている晃くんをお母さんが止めた。
お使いに行かなきゃならないから少しだけお留守番しててね、と言われたのだった。
つまらないなぁと、オモチャ箱をひっくり返してみる。
そして晃くんは、大変なものを見つけてしまった。
お姉ちゃんがお遊戯に使う黄色いポンポンがあったのだ。
きっと忘れて行ったんだ、どうしよう。困っているだろうな…
晃くんの頭に、大好きなお姉ちゃんの泣き顔が浮かんだ。
よし。届けてあげよう!
幼稚園なら、僕一人でも行ける。
晃くんは、いつもの銃と、念の為に秘密戦隊のスーパー携帯を持った。
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