「バカな!核戦争か
何かか!」


男はまた、ニヤリと
笑うと話し始めた。

「あんたが旅立って間
もなく地球は未曽有の
襲撃を受けた。

巨大なUFOが現れ、
次々に大都市を破壊
し始めたんだ。

アメリカを中心とした
反撃も全く効果無く、
地球は瞬く間に宇宙人
の支配下に置かれた
ってわけさ。

そして一番面白い
のはそこからだ。
この宇宙人は愉快な
奴でね。」

「愉快?」

「そう。あんた喧嘩
強いかい?」

「まぁ自信はある。」


「そいつぁ良かった。
宇宙人は、地球の
統治者をとても
シンプルに選ぶ事に
したんだ。自分達の
代理人は、その星で
一番強い者にするって
な。誰が参加しても
いい、平等な星に
するなんて言いやがっ
た。」


「格闘技の大会でも
やるのか?」


「ビンゴ!全世界規模
でな。参加資格は特に
無し。未だに決着は
ついて無い。」