夏の奈良公園は芝生が青々として気持ちが良い。
奈良公園と言えば、鹿が神の使いとして大切にされている。
これは、和銅13年、藤原不比等が春日大社を創建する際に、
茨城県の鹿島神宮から勧請した神が白鹿に乗ってきたという
言い伝えによるものだ。
今現在、約1200頭を数え、国の天然記念物とされている。

やぁ、可愛いなぁ。なんだかバンビを思い出すね。
係員の人がホルンを吹くと集まってくるらしい。
あとは言わずとしれた鹿せんべいね。
俺も鹿せんべい買ってみようかな。


おぉ。こりゃすごい。財布を出しただけで集まってきたぞ。
うわぁ。わらわらと集まってくる。何でだ。

そうか、鹿せんべいの店の前で財布を出す、ということが
彼らにとって合図になるのだな。
わはは。こりゃたまらん。めんこいな。
ほれ。食べろ。ほれほれ。

などと楽しむ俺の前に、妙なオヤジが現れた。
どうも外国人らしい。
派手なアロハとハーフパンツが、ぼってりとした
体に良い感じでマッチしている。


二へ