他人の空似、かも
しれないじゃない。
 
亜季は自分を納得
させようとしたが無理
だった。
明らかにそれは
ゆりりんの顔だった。
 
だから、どこかで見た
事があったんだ。
 
どういうことだろう。
なんでこの写真を
使ったのだろう。
 
身内の人?でも
殺された被害者の
顔を使うだろうか。
 
ゆりりんが何も知らず
にこの人の顔を使った
のかもしれない。
そうだ、きっとそうに
違いない。

けれどそれはそれで、
亜季に何とも言えない
不快感を与えた。
 
とにかくそれとなく
ゆりりんに聞いて
みようかな。
 
亜季は震える手で
携帯を開いた。

>ゆりりん、今日すごく
面白い事があったよ。
昔の雑誌でゆりりんに
メチャ似てる
人を見つけました。
ゆりりんみたいな
綺麗な人が他に居る
なんて、ちょっと
ビックリ。
 
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亜季は少しだけ待って
コメント欄を開いた。
来てる。
やっぱりすぐに。
 
 
>こんにちは。AKI。
あたしみたいな子
なんて沢山いるよw
それより試験勉強は
進んだ?

やっぱり他人の空似
か…
 
 
>ゆりりん、それは
言わない約束よw
まだ図書館で新聞
チェック中。でももう
終わります。また後で。
 
 
送信。