俺の勤務先の周りでは
やたらと野良猫が
目立つ。
緑が多く、餌をあげる
人も多いからだと
思う。
その中で、俺の一番の
お気に入りは真っ黒の
雌猫(だと思う)。
たまにしか見かけない
のだが、ちゃんと子猫
達を育てているよう
だった。
ところが、少し前に
交通事故にあった
らしく足を引きずり
出した。
ものすごく気にはして
たのだが、餌をもらう
時以外は近寄らせて
くれない為、どうし
ようもない。
ただ、幸いなことに
たまに見かける彼女は
元気そうだった。
多分、仲間が餌を
分けてあげているん
だろう、
そう思ってたら、
違った。
彼女は仲間に餌を
もらっていたのでは
なかった。
子供達に養って
もらっていたのだ。
黒い子猫が三匹、
手分けして毎日餌を
持っていく。
たまたま偶然、その
姿を目撃したから
判った。
だが、残念な事に
この冬の寒さを乗り
切る力は残っていな
かったらしい。
今日、彼女の遺体を
見つけてしまった。
死んだ後も子猫達には
それが判らなかった
のだろう。
しばらく餌が運ばれて
いたらしい。
古くなってカチカチに
なったパンや弁当の
残りが彼女の口元に
積まれてあった。
俺は彼女が好きだった
場所に埋葬した。
それは桜の木の下。
春になったら一緒に
花見でもしようや、と
話しかけたが、子猫達
はただジッと母親の
埋められた場所を
見つめていた。
やたらと野良猫が
目立つ。
緑が多く、餌をあげる
人も多いからだと
思う。
その中で、俺の一番の
お気に入りは真っ黒の
雌猫(だと思う)。
たまにしか見かけない
のだが、ちゃんと子猫
達を育てているよう
だった。
ところが、少し前に
交通事故にあった
らしく足を引きずり
出した。
ものすごく気にはして
たのだが、餌をもらう
時以外は近寄らせて
くれない為、どうし
ようもない。
ただ、幸いなことに
たまに見かける彼女は
元気そうだった。
多分、仲間が餌を
分けてあげているん
だろう、
そう思ってたら、
違った。
彼女は仲間に餌を
もらっていたのでは
なかった。
子供達に養って
もらっていたのだ。
黒い子猫が三匹、
手分けして毎日餌を
持っていく。
たまたま偶然、その
姿を目撃したから
判った。
だが、残念な事に
この冬の寒さを乗り
切る力は残っていな
かったらしい。
今日、彼女の遺体を
見つけてしまった。
死んだ後も子猫達には
それが判らなかった
のだろう。
しばらく餌が運ばれて
いたらしい。
古くなってカチカチに
なったパンや弁当の
残りが彼女の口元に
積まれてあった。
俺は彼女が好きだった
場所に埋葬した。
それは桜の木の下。
春になったら一緒に
花見でもしようや、と
話しかけたが、子猫達
はただジッと母親の
埋められた場所を
見つめていた。