「お父さん、あれは何て言う魚?」

「あれか?…フグやな」
あれ↓



正確にはハリセンボンですよ、お父さん。


「フグ。食べたら死ぬん?」

「ああ、イチコロや」

「なぁ、サメがフグ食べたら死ぬん?」

「サメは強いからなぁ…そやけど多分、フグ食うたら死ぬで」


「ほなな、フグはフグ食うたら死ぬん?」


「…さ、次行くで次っ」

「なぁ、なぁてお父さん、フグはフグ食うたら死ぬん?」


ふっふっふ。
坊や、おっちゃんがテレパシーで答を送っちゃろ。

『例えば、フグの毒を抽出して注射したとしたらサメだろうとクジラだろうと死ぬのだ。
しかぁしっ!自然の状態において、フグを餌にしようとする魚は一匹も居ないのだよ。
例えば、フグの身が目の前に有ったとしても、
口に含んだとたん、吐き出してしまうのだ!
そして万が一、フグがフグを食べたとしても、抵抗力が有るから死なない。』


さぁ、若様。
何でも訊け、訊くが良いっ!


「おとーしゃん」

ほい。なんですかな


「サメは、なぜサメなの」


……サメのレーゾンデートル・存在価値を問いなさるか。


うぅむ。

さぁ、次行くで次っ!