ど根性大根がいよいよ
駄目らしい。

無惨にも折られてから
市役所の職員の手で
手厚い保護を受け、
一時は葉を増やした
らしいが、茎が萎れ
頭を垂れている状態
だとか。

大根栽培の専門家の
意見を参考に、何とか
種を収穫できるまで
育てる方針らしい。

批判を恐れず言わせて
もらうなら、
『もう充分』ではない
だろうか。

たまたま、堅い地面を
割って育った大根に
どこまで望むのだろう
か。

もうそろそろ眠らせて
やっても良いだろう。

種は既にある。

大根に勇気づけられた
人々の心の中に。


それを花咲かせるのが
何よりの御礼だと
思う。