祖母の孝子は、もう
80歳。年齢の割には
達者だ。今でも毎日
畑仕事に出る。
若い頃、戦争で
新婚の旦那さんを
亡くしているらしい。
たまには戦争の話
でも美緒に聞かせる
のもいいかも…
「美緒。おばあちゃんに
なんでか聞きにいこか。」
「うん。行こ!」
孝子ばあちゃんは、
やっぱり東の山を
見ていた。
じっと身動きもせず
見ている。
「おばあちゃん…」
「あ?あぁよっちゃん
かい。おやおや美緒
ちゃんも。」
「あのね、おばあちゃん
、ちょっと聞いても
いい?」
「こんなババァに
判ること有るかねぇ」
「おばあちゃんて
いつもこの時間に
なると東の山を
見てるじゃない。
なんで?」
孝子ばあちゃんは
しばらく黙っていた。
「これはねぇ…
つまらない話だけど
ねぇ…聞きたいの
かい?」
そんなでもないけど
とは、思ったが。
「是非。」
なんだ。美緒も
声を揃えてる。
調子の良い所は
親子三代徹底して
るな。
そして孝子ばあちゃん
は話し始めた。
80歳。年齢の割には
達者だ。今でも毎日
畑仕事に出る。
若い頃、戦争で
新婚の旦那さんを
亡くしているらしい。
たまには戦争の話
でも美緒に聞かせる
のもいいかも…
「美緒。おばあちゃんに
なんでか聞きにいこか。」
「うん。行こ!」
孝子ばあちゃんは、
やっぱり東の山を
見ていた。
じっと身動きもせず
見ている。
「おばあちゃん…」
「あ?あぁよっちゃん
かい。おやおや美緒
ちゃんも。」
「あのね、おばあちゃん
、ちょっと聞いても
いい?」
「こんなババァに
判ること有るかねぇ」
「おばあちゃんて
いつもこの時間に
なると東の山を
見てるじゃない。
なんで?」
孝子ばあちゃんは
しばらく黙っていた。
「これはねぇ…
つまらない話だけど
ねぇ…聞きたいの
かい?」
そんなでもないけど
とは、思ったが。
「是非。」
なんだ。美緒も
声を揃えてる。
調子の良い所は
親子三代徹底して
るな。
そして孝子ばあちゃん
は話し始めた。