幼い頃、私はいつも
裏山で一人きりで
遊んでいた。
祖父に作ってもらった
玩具の刀を振り回して
お山の大将を気取って
いた。
手下が一人もいない
大将だ。
ある日、いつもの
ように自分で作った
ささやかな秘密基地に
到着したら、中に誰か
居る。
私は驚きよりも先に、
怒りを感じてその人影
に怒鳴った。
基地の中には大切な
マンガや探偵グッズが
隠してあったからだ。
「こら!おまえ誰だ!
僕の秘密基地で何を
してる!」
するとその人影は、
ごそごそと這い出して
きたかと思うと、私に
向けてニッコリ微笑
んだ。
「すげぇな。これ、
おめぇが作ったんか」
見たことの無い少年
だった。私と同じ
年頃で、背格好も
よく似ている。
クリッとした目が、
好奇心一杯といった
感じで俺と基地を
見比べる。
その様子があまりにも
面白くて、私はつい
笑ってしまった。
いつの間にか私は、
その少年と友達に
なっていた。
毎日毎日、学校が
終わると私は裏山に
走っていった。
少年の名は良太と
言った。早くに両親を
亡くして、今は山奥の
村落で祖父と二人
暮らしをしていると
言った。
裏山で一人きりで
遊んでいた。
祖父に作ってもらった
玩具の刀を振り回して
お山の大将を気取って
いた。
手下が一人もいない
大将だ。
ある日、いつもの
ように自分で作った
ささやかな秘密基地に
到着したら、中に誰か
居る。
私は驚きよりも先に、
怒りを感じてその人影
に怒鳴った。
基地の中には大切な
マンガや探偵グッズが
隠してあったからだ。
「こら!おまえ誰だ!
僕の秘密基地で何を
してる!」
するとその人影は、
ごそごそと這い出して
きたかと思うと、私に
向けてニッコリ微笑
んだ。
「すげぇな。これ、
おめぇが作ったんか」
見たことの無い少年
だった。私と同じ
年頃で、背格好も
よく似ている。
クリッとした目が、
好奇心一杯といった
感じで俺と基地を
見比べる。
その様子があまりにも
面白くて、私はつい
笑ってしまった。
いつの間にか私は、
その少年と友達に
なっていた。
毎日毎日、学校が
終わると私は裏山に
走っていった。
少年の名は良太と
言った。早くに両親を
亡くして、今は山奥の
村落で祖父と二人
暮らしをしていると
言った。