今日は嫁はんと二人きりのデート。
かれこれ……何年ぶりだ。わからん。

行き先は神戸。
市立博物館だ。
ここに、肉筆の浮世絵が来ているのだ。
展示されている中に、俺が大好きな烏山石燕の妖怪画『百鬼夜行図巻』がある。
行かねばなるまい。妖怪物を書いている端くれとしては、是非とも。

豪雨を物ともせず、到着しました。

江戸情緒溢れる美人画をそこそこに、百鬼夜行図巻へ。

うぅむ、出たな妖怪っ!

思わずニヤニヤしてしまう。
妖怪画を見てニヤニヤする熊はどうですか。

白黒の文庫本でしか見れなかった妖怪達が、生き生きと、そこに居る。

俺には奴らの声が聞こえた。
絵から抜け出して、俺に挨拶してくれた。

俺の隣にいるお婆ちゃんが、「変なお化けだねぇ」と率直な感想を述べている。
お婆ちゃん、それは見越し入道ですよ、と教えてあげたい。
余計なお世話だな。
何度も何度も繰り返し見た。

別れ際、確かに奴らは手を振ってくれた。

「ちゃんと君らも書くからな」

そう言って会場を後にした。

さて、下の画像は嫁はんです。

右側だからね(笑



それと、子供達が創作した妖怪が、会場に展示されていたのですが、非っ常に気に入った妖怪を見つけました。

子供って素敵です。