「豆腐先生、すまんがこの傷も治してくれんか」
河童の右手が少し斬れている。
その右手を上げながら、河童がもう一度頼んだ。
返事が無い。
「豆腐、返事なとせんかい」
振り向いた一同がそこに見たのは、仰向けに倒れた豆腐小僧であった。
「どないした、豆腐」
慌てて駆け寄った河童が悲鳴をあげた。
「な、なんや豆腐、お前その体どないした」
元々小柄な豆腐小僧の体は、見るも無残に痩せ衰え、
ほとんど骨と皮ばかりになっている。
「おまえ…まさかっ!」
土蜘蛛が豆腐小僧の手から竹筒を取り上げ、中身を見た。
「空っぽだ」
豆腐小僧のおからは、どのような傷も治す。
が、その為には全て使いきるわけにはいかないのだ。
それが今、空っぽということは。
河童の右手が少し斬れている。
その右手を上げながら、河童がもう一度頼んだ。
返事が無い。
「豆腐、返事なとせんかい」
振り向いた一同がそこに見たのは、仰向けに倒れた豆腐小僧であった。
「どないした、豆腐」
慌てて駆け寄った河童が悲鳴をあげた。
「な、なんや豆腐、お前その体どないした」
元々小柄な豆腐小僧の体は、見るも無残に痩せ衰え、
ほとんど骨と皮ばかりになっている。
「おまえ…まさかっ!」
土蜘蛛が豆腐小僧の手から竹筒を取り上げ、中身を見た。
「空っぽだ」
豆腐小僧のおからは、どのような傷も治す。
が、その為には全て使いきるわけにはいかないのだ。
それが今、空っぽということは。