ノア・リュークマン、ニューヨーク在住の著作権代理人だ。
現在、100名以上の作家から信頼を得ている。
ここ数年で、一万本を超える持ち込み原稿を読んだという。

彼が書いた『The First Five Pages』を熟読中である。

『持ち込み原稿の冒頭5ページを仔細に読めば、全体が判る。
そこから先、読み進めるべきか。 
或いはそこで止めるか。』

例えば音楽。
或いは絵画。
好きか嫌いかは一瞬で判る。
文章も同じだと彼は言う。

だからと言って、この本は素晴らしい文章を約束するものではない。
悪い文章を書かない為の方法を述べているのだ。

形容詞と副詞、響き、比喩、文体、視点、会話、人物造形、
惹句、設定、流れ等、ありとあらゆる方向から
悪い文章を避ける方法が解説されている。

物書きを目指す人は、一度読んでみられては。
ただし、どん底に落ちること間違いなし。

この本は図書館で借りてきたのだが、
広げた途端、俺は悲しくなった。
落書きだらけなのだ。
鉛筆でアンダーラインがひいてある。
文章を勉強しようかという人間が、公共の本に
アンダーラインをひくとは。

この人の書いた原稿を読む機会があるとすれば、
最初の5ページどころか五行で、読む価値が無いと判るのでは
ないだろうか。

さて、精進精進。