郡上八幡は水の都である。
旧庁舎裏にある長さ120m、幅1mの水路は、今なお野菜の洗浄や、洗濯などに使われている。
その清らかな水の流れを見ているだけでも、日頃の憂さが晴れるというものだ。

7月14日から開催予定の郡上おどりに合わせて訪れるのも良いが、あえて今の時期に訪ねるのも落ち着くのではなかろうか。

民家の間を流れる水路には、魚達もいる。

あまごや鯉を愛でながら、口の中には桜間見屋で買い求めたニッキ飴。
独特の香りを楽しみながら、目指すのは『さんぷる工房』だ。

実は、郡上市は全国でもトップシェアを誇る食品サンプルの生産地なのだ。

そのサンプルの製造工程などを見学できる博物館が、さんぷる工房である。


こんにちは。つくねと申します。


「おや、これはこれは珍しい。よく出来た熊のサンプル」

いえ、私こう見えて実は人間でして

「ははは。冗談ですよ。よくいらっしゃいました。ささ、中へどうぞ」


ありがとうございます。
ほほぅ、これは凄いですなぁ。
これ全部がサンプル?!

「ええ。このエビフライもトンカツも生ビールも寿司もソフトクリームも全てサンプルですよ」


ううむ。職人技だなぁ。