市場にはあまり、物が
揃っていなかった。
少しばかりの野菜と、
肉。卵。
これだけでも何とか
なるかな。お金、
あんまり無いし…
何か良い物無いかな…
少し、うつむき加減に
歩く恵美の目に、
ある店が映った。
「遅かったじゃないか
、心配したよ。」
「ごめんね。慎吾。
あたし、今から腕に
よりをかけて慎吾に
良い物作るから。」
「はぁ?明後日の事
だよ。」
「ちょっと時間かかる
かもしれないんだ。
でも大丈夫。慎吾は
ご両親と、会社に
連絡入れて。」
電話をかけ始めた
慎吾をしばらく
いとおしげに見つめ、
恵美は作業を始めた。
その作業は夜通し
続いた。
いよいよ旅立つ朝が
来た。
いつものように、朝食
を用意し、恵美は
慎吾の為に作った
物を差し出した。
それは、お守り袋で
あった。
少し分厚く、形もいびつ
だが、確かにそれは
お守り袋であった。
揃っていなかった。
少しばかりの野菜と、
肉。卵。
これだけでも何とか
なるかな。お金、
あんまり無いし…
何か良い物無いかな…
少し、うつむき加減に
歩く恵美の目に、
ある店が映った。
「遅かったじゃないか
、心配したよ。」
「ごめんね。慎吾。
あたし、今から腕に
よりをかけて慎吾に
良い物作るから。」
「はぁ?明後日の事
だよ。」
「ちょっと時間かかる
かもしれないんだ。
でも大丈夫。慎吾は
ご両親と、会社に
連絡入れて。」
電話をかけ始めた
慎吾をしばらく
いとおしげに見つめ、
恵美は作業を始めた。
その作業は夜通し
続いた。
いよいよ旅立つ朝が
来た。
いつものように、朝食
を用意し、恵美は
慎吾の為に作った
物を差し出した。
それは、お守り袋で
あった。
少し分厚く、形もいびつ
だが、確かにそれは
お守り袋であった。