葬儀が終わってから、嫁はんと一緒に、保育園に若様を迎えに行った。

大抵の場合、若様は中庭に居る。

あぁ、やっぱりだ。
きゃいきゃい騒いでいる。

こっちを見ると、
「おかーさーん」
「おとーさーん」
と一目散に走って来た。
毎日泥だらけだ。
よしよし、元気で遊んだ証拠だな。

さて帰ろうかとした時に、ふと気づいた。

泥団子がある。

ああ懐かしい。
娘も幼稚園で作っていたなぁ…

綺麗に丸めてから、さらさらした砂を仕上げにまぶすのだ。

嫁はん曰わく、そうする事で団子が固く引き締まるそうな。

で、だね。
このさらさらした砂を娘も友達連中も、

『さらこな』と呼んでいたのだ。

さらさらした粉ってことだろうね。

面白い呼び方だなぁと笑っていたのだが、驚いた事に、この『さらこな』という呼び方を若様が通う保育園でも使っているのだ。


さらこな。

全国共通の言葉なのだろうか。


ちなみに、久しぶりに泥団子を作りたくなってしまったのだが。

よく考えたら、今、社内が泥団子状態な俺なのでしたー。