「え?あ、あぁいい
ですよ。」
日差しが附室の中に
満ちた。
谷川は空が見える
位置まで、保育器を
動かした。
『すごいなぁ あか
るいなぁ』
(そら、っていうんだ
。きみのおかあさんが
きみにつけた名前だよ
。相田 空くん。)
救急車が到着した。
必要手続きが終わる
まで、谷川は空に
話し続けた。
(がんばれよ。空くん
。おじさん、空くんが
退院する時に飛行機
のおもちゃプレゼント
するから)
返事を聞く間も無く、
救急車は出発した。
空くんは扉が閉まる
寸前まで、空を見て
いた。
救急車が角を曲がる
まで谷川は見送った
。
気が付けば、いつの
間にか小さく拳を
握っていた。
「谷川先生、今日は
お出かけですか?」
「あぁ。S大学病院へ
行く。約束してある
んだ。」
微笑む谷川の手には
大きな飛行機のおも
ちゃがあった。
ですよ。」
日差しが附室の中に
満ちた。
谷川は空が見える
位置まで、保育器を
動かした。
『すごいなぁ あか
るいなぁ』
(そら、っていうんだ
。きみのおかあさんが
きみにつけた名前だよ
。相田 空くん。)
救急車が到着した。
必要手続きが終わる
まで、谷川は空に
話し続けた。
(がんばれよ。空くん
。おじさん、空くんが
退院する時に飛行機
のおもちゃプレゼント
するから)
返事を聞く間も無く、
救急車は出発した。
空くんは扉が閉まる
寸前まで、空を見て
いた。
救急車が角を曲がる
まで谷川は見送った
。
気が付けば、いつの
間にか小さく拳を
握っていた。
「谷川先生、今日は
お出かけですか?」
「あぁ。S大学病院へ
行く。約束してある
んだ。」
微笑む谷川の手には
大きな飛行機のおも
ちゃがあった。