「契約書に記された
ご希望の日時に、
お好きな死因で旅立つ
事が可能です。」
喪黒は大きな口で
ニヤニヤと笑って
いる。
「…殺し屋が来るの
か?」
「いいえ、滅相も無い
。契約された日時に
なると、強制的に死が
訪れます。企業秘密
ですがね、死を司る
者達と独自契約を
結んでましてね…」
「気に入った。だが
俺には契約を交わす
だけの金が無い。」
ほっほっほ、と一際
大きく笑うと喪黒は
男に言った。
「どうせ自殺される
のでしたら、いくら
借りても宜しいのでは」
今度は男が笑う番
だった。
「なるほど、違いない」
男は契約書に血で
サインした。
希望死因は『屋上から
投身自殺』。
ご希望の日時に、
お好きな死因で旅立つ
事が可能です。」
喪黒は大きな口で
ニヤニヤと笑って
いる。
「…殺し屋が来るの
か?」
「いいえ、滅相も無い
。契約された日時に
なると、強制的に死が
訪れます。企業秘密
ですがね、死を司る
者達と独自契約を
結んでましてね…」
「気に入った。だが
俺には契約を交わす
だけの金が無い。」
ほっほっほ、と一際
大きく笑うと喪黒は
男に言った。
「どうせ自殺される
のでしたら、いくら
借りても宜しいのでは」
今度は男が笑う番
だった。
「なるほど、違いない」
男は契約書に血で
サインした。
希望死因は『屋上から
投身自殺』。