ここらへんと聞いてきたのだが…
滅茶苦茶よぅ当たる占い師さんが
いらっしゃるはずなのだ。
あ。あの人かな?
すいません、有名な占い師さんというのは…

「まぁ、皆さんそう仰いますけどね、大したこと
ありません。私に出来るのは一つだけなのよ」

一つとは。

「誰でもね、才能ってのが有るの。
私はそれが判る。黙って座れば、その人に
どんな才能が有るか判るの」

ははぁなるほど。
それが判ると将来が決めやすいよなぁ…

「あなたの前にね、つくね乱蔵とかいう男性がいらしてね」

あ。僕知ってます。たしか妙な小説ばかり書くブロガーだ。

「あの人にもね、凄い才能があるの」

へぇ。どんな?

「他の人は及びも付かない才能だわよ。
こと鮭を手掴みで獲る事に関しては、誰にも負けないわ」

鮭…獲りて…。あの、がっかりしてませんでした?

「そうなのよ、おかしいわねぇ。がっくりと肩を落として帰られたわ」

可哀そうになぁ…
あの、僕は何か才能がありますか?

「ちょっと待ってね。オンアブラケンソワカっ!
うむ、見えたっ!あなた、類稀なる才能をお持ちよっ!」

そ、そうですか。何だろ。ワクワク。


「缶入り汁粉のあずきを一粒残さず綺麗に呑むことが出来るわよっ!」


……わーい