今日は朝からバタバタしてましてな。

何を急いでますかと言いますと、嫁はんとデートなんですよ。

またかい、とおっしゃいますな。
年に数回しか休みが合わない二人ですからね、特に今回、嫁はんは買ったばかりの着物を着たいわけで。

いそいそ。

はぁいそいそ。

相変わらず夫婦漫才を繰り広げながら京の都を歩きます。

嫁はん、やっぱりその着物、不思議な色目やなぁ。

「そやね。青く見えたり緑に見えたり、金色っぽい時もあるし」

きっとやな、温度で変わんねんで

「あたしゃ風呂で読む絵本かー」


てな感じで。


あと何度、こうやって君と手をつないで歩けるかな。

笑いあい、ふざけあい、ちゃんと見つめあい。


けれど申し訳ないが、多分俺の方が先に旅立つと思うんだ。

その時も、こうやって手を握って笑ってください。

最後の最後まで、僕らは相方です。