新聞記事を読んで涙するなど滅多に無いが、六月六日付けの読売の夕刊には嗚咽してしまった。
当ブログでも、何度か記事にしている松本聖香ちゃんの続報である。
聖香ちゃんは、死亡前夜に小林被告から激しい暴行を受けた上で、
「この家には不要な子や。今すぐ施設にでも行け」と怒鳴りつけられた。
何度となく言われた言葉であり、聖香ちゃんはその都度、
「家に置いてください」と一生懸命に訴えていたそうだ。
が、この夜は違った。
聖香ちゃんは弱々しい声で、こう言ったのだ。
「夜は怖いので朝まで待ってください」
翌午後三時、美奈被告が『美容院に行く』時にベランダを覗くと、
壁にもたれた聖香ちゃんが、何事かつぶやいていたという。
その十分後には、既に息絶えていたらしい。
俺はこの、
「夜は怖いので朝まで待ってください」
という言葉に胸が締め付けられた。
僅か九歳の子供が、この家には居場所が無いと諦めてしまったのだ。
亡くなってしまう間際に、聖香ちゃんは何をつぶやいたのだろう。
できるものなら聞いてみたい。
そして、その言葉を美奈被告に教えてやりたい。
美奈被告は、それを胸に刻みつけて、これから先を生きていくべきなのだ。
自分が何をしでかしたか見つめ直し、もう一度母親に戻って欲しい。
でなければ、聖香ちゃんが待ってくれている天国には行けない。
人として生きるから人生という。
畜生のまま死ぬなんて簡単な道を歩めるなどとは思わないで欲しい。