旅人は次の夜も、そのまた次の夜もやって来てオカリナを吹きました。
そのたびに、とんがり小僧の角は丸く小さくなって行きました。
それにつれて、気持ちも丸くなっていきました。
少しだけ心配なことがあります。
旅人が、日増しに元気が無くなっていくようなのです。
「じゃあね、また明日くるよ」
「うん、ありがとうおじさん…ねぇ大丈夫?すごく苦しそうだよ?」
「大丈夫さ。ありがとう」
やっぱり、旅人は具合が悪そうです。
「気をつけて帰ってね」
そう言いながら、とんがり小僧は、密かに決めていました。
この旅人は、何処から来て何処へ帰るのだろう、今夜こそは
後をつけて行ってやろうと思ったのです。
旅人は、ゆっくりゆっくりと歩いて行きます。
とんがり小僧は音を立てないように、こっそり後をつけました。
森の外れまで行くと、旅人は少しずつ小さくなっていきました。
どんどん小さくなりながら、とうとう立ち止まりました。
おわりへ
そのたびに、とんがり小僧の角は丸く小さくなって行きました。
それにつれて、気持ちも丸くなっていきました。
少しだけ心配なことがあります。
旅人が、日増しに元気が無くなっていくようなのです。
「じゃあね、また明日くるよ」
「うん、ありがとうおじさん…ねぇ大丈夫?すごく苦しそうだよ?」
「大丈夫さ。ありがとう」
やっぱり、旅人は具合が悪そうです。
「気をつけて帰ってね」
そう言いながら、とんがり小僧は、密かに決めていました。
この旅人は、何処から来て何処へ帰るのだろう、今夜こそは
後をつけて行ってやろうと思ったのです。
旅人は、ゆっくりゆっくりと歩いて行きます。
とんがり小僧は音を立てないように、こっそり後をつけました。
森の外れまで行くと、旅人は少しずつ小さくなっていきました。
どんどん小さくなりながら、とうとう立ち止まりました。
おわりへ