若様は今年いよいよ小学一年生だ。
着々と準備が整いつつある。
中でも彼が一番楽しみにしているのはランドセルだ。
我々が子供の頃は赤か黒しか無かったが、今はバリエーションも豊富である。
そんな中、彼が迷わず選んだのは水色であった。
チラシが入った時から、水色にすると決めていたとか。
残念ながら在庫切れで入荷待ちだったが、彼は御満悦である。
「お父さん、いい色だね」
うん
とても素敵な色だね
気分が明るくなるよな
空に合う色だ
時々貸してもらおうかな
―空に合う色―
ふと口をついて出た言葉だ。
思い出した。
俺はこれと同じ言葉を姉貴から聞いたことがある。
「着ていく服の色に迷ったら、その日の空の色に合わせればいい」
何かの受け売りだろうが、衰え始めた記憶の片隅に、今でもしっかり焼き付いて離れない。
水色のランドセルは、さぞかし青空に合うだろう。
何よりも、これから君が歩いていく道に合うだろう。
どうか、泣き顔よりも笑顔の数が勝る人生でありますようにと祈らずにはいられない。
着々と準備が整いつつある。
中でも彼が一番楽しみにしているのはランドセルだ。
我々が子供の頃は赤か黒しか無かったが、今はバリエーションも豊富である。
そんな中、彼が迷わず選んだのは水色であった。
チラシが入った時から、水色にすると決めていたとか。
残念ながら在庫切れで入荷待ちだったが、彼は御満悦である。
「お父さん、いい色だね」
うん
とても素敵な色だね
気分が明るくなるよな
空に合う色だ
時々貸してもらおうかな
―空に合う色―
ふと口をついて出た言葉だ。
思い出した。
俺はこれと同じ言葉を姉貴から聞いたことがある。
「着ていく服の色に迷ったら、その日の空の色に合わせればいい」
何かの受け売りだろうが、衰え始めた記憶の片隅に、今でもしっかり焼き付いて離れない。
水色のランドセルは、さぞかし青空に合うだろう。
何よりも、これから君が歩いていく道に合うだろう。
どうか、泣き顔よりも笑顔の数が勝る人生でありますようにと祈らずにはいられない。