えぇぇっ!という声が各自の口から同時に発せられた。

「だ、だったら何なのですか」

「ディスクオルゴール」

オルゴールゥゥゥ?! これもまた同時に発せられる。

「うるっさい店だねぇ」
ねこやはニコニコと笑っている。

「わかんないのも無理は無いよ、実際これは時計としても
使えるからね。セットした時間になるとオルゴールが
鳴り出すんだ。この円盤に空いた穴がスターホイールと
いう歯車を動かして、それがリードを鳴らす。
これだけの品なら、軽く見積もって…400万はするね」

400万っ!またまた同時に発せられた。

「ねこやさん、そのオルゴールって手に入らないんですか」

「難しいが…借りるだけなら何とか。頼んでみるよ」

やったぁぁぁっ!全員同時に…

「もういいってばっ!」

十二へ