困ったな。
亀山町二丁目の地蔵様は
ぼそっと呟いた。

だいたいあれだな、地蔵を何だと
思ってるのかな。

地蔵は子供の神様なんだよね。

だのに、こういう願いをされてもなぁ…


亀山地蔵は、もう一度自分の前に
置かれた花壇を見た。






なんで地蔵が、暴力団を追放しなきゃならんかな。

もうほっとこう。
一意専心。
子供達の為に、この身はあるのだ。