今日も撲滅隊が現れた。

例によって、絶対零度ギャグを放つ。


だがその時。
一人の勇気ある若者が無理矢理笑い始めた。
関西人としてのプライドをかなぐり捨てた、必死の笑い。

ほとんど泣きながら笑い続ける。


もう一人がそれに続いた。
もう一人。
また一人。

小さな笑いは、徐々に大きな笑いに変わっていった。

「き、貴様ら!」

その狼狽えぶりがおかしいと、更に笑いが広がった。


この日を境に撲滅隊は、その姿を消した。



笑いながらデモ隊がやってくる。

全員がボケあい、ツッコミあう。

2015年、ようやく漫才禁止令は廃止となった。


一人の勇気ある笑いが関西を救ったのだ。