「きみちゃんにも電話するね」

「いいよ、あたしに電話すると料金かかるから」

「あ、きみちゃん、ソフトバンクじゃないんだ」

「…うん、ごめんね」

「いいよ、きみちゃんのせいじゃないし」

「そうだよ」




メールしてやれよ。




さて、話は変わりまして。
世の中には、CMに出来ない職種ってぇのが有りますな。
ならば我々で作っちゃいましょう。
まずは私から。


場面は、美しい森。
その中に寝そべる赤ちゃん。

小鳥たちがさえずり、木漏れ日が優しく当たる。
赤ちゃんは穏やかに眠っている。

場面替わって少年時代、森や川で遊ぶ。

青年になり、村を離れ、都会へ向かう。


家族を持ち、都会でのマンション暮らしに慣れた男の脳裏に、幼い頃の森の風景が浮かぶ。


台詞。
「森に帰りたいなぁ…」

場面変わって。
年老いた男は、病院のベッドで誰にとも無く、もう一度言う。


「森に帰りたいなぁ…」

画面は男の葬儀に替わる。

家族が泣き崩れてしがみつく棺桶は、見るからに美しい木材を使っている。

ナレーション。
『彫り熊堂の棺は、あなたを森に帰します。
今なら、似顔絵の彫刻を無料サービス!』



職種は問いません。
皆さんのトラバをお待ちしています