「なんでですか」

「見たまえ。」
立川先生は懐からもう一枚ハガキを出した。

「な…それは?!」

「ふっふっふ。驚くなかれ、不幸のハガキ第二弾!
聞き給え。
『追伸。なお、信じようとせずにハガキを
破ったりしたら。破った人が一週間後に死にます』
……な?」

「え。」

「君、破っちゃったね…あーぁ。破っちゃったー」
立川先生、ポソポソと手拍子を打ちながら、全く抑揚の無い声で
囃し立てた。

「ちょ、ちょっと見せて」
不幸のハガキ第二弾を奪い取り、改める。
確かにそう書いてある。

(…書いてある?)
恐ろしい事に気付いた。
不幸のハガキ第二弾、手書きなのだ。
しかも、あの原稿の筆跡そのものである。
津川君、呆然と立ち竦んだ。


六へ