「お。居た居た。ようやく見つけた。感謝しますぞ、時の神クロノス様」

…あの。あなたはどちら様ですか。

「我が名はレオニダス。スパルタの王である。
お前は、つくね乱蔵だな」

は、はい。さようでございます

「喜べ。お前は今日からスパルタの兵士だ。さぁ、早速旅立つぞ」

いや、少々お待ちくださりませ。わたくし、事情がわかりませぬが

「事情か。ぶっちゃけて言うとな、スカウトだよ、スカウト。
軍神アレス様にお伺いをたてたところ、お前の名前が告げられたのだ。
そこで、私みずからが時の神クロノス様の手を借り、
時を越えてやって来たわけだ」

はぁ?いや、いくら何でも私みたいな素人が

「時間が無い。3分で用意しな」

いや、明日も仕事ですし家族にも相談しなくちゃならないし

「行くぞ」

ちょちょちょ待っててば

「さ、着いたぞ。皆の者喜べ、これがつくね乱蔵だ」