亜季自身が見たことも
ないような画像。
通学途中を撮影した
と思われる。
 
亜季は震える手で
携帯を閉じた。

なによなによ。これ。
いつ撮られたのよ。
おかしい、マジきもい。

もうやだ。もう止めた。
もうブログなんて
どうでもいい。
 
そうだ、幸司君に
メアドを
もらってたんだ、
相談してみよう。
 
『件名:亜季です。

こんばんは。今いい?』
 
『Re:亜季です。

亜季ちゃん?あれ、
できた?』
 
『Re:Re:亜季です。

まだ。ちょっと相談に
のって。』
 
そして今までの経緯を
細かに書いて送信。

しばらく経ってから
返信が入った。
 
『件名:幸司です。

ちょっと信じられない
けど。君のブログから
それぞれを見たら
確かにそうだったな。
 
これ、やっぱり全員が
同じ人間の自作自演
じゃないか?』
 
『Re:幸司です。

そんなことできるの?』
 
『Re:Re:幸司です。

パソからなら簡単
だけどな…
全部登録済って事は
それだけの数の携帯
があるって事か。
金はかかるけど、
可能だ。
携帯を8台買えば、
いいだけだよな。
 
でも異常だよ。 
普通の人間なら、
まず、やらない。

とりあえず、これ以上
アクセスしない方が
いいと思う。それと。

俺の叔父さんが警察
関係者だから。
何かあったらこの番号
に電話するといい。
すぐに電話に出るよう
頼んでおくから。』
 
メールの最後に
携帯番号が記入して
あった。
 
『件名:ありがとう。

ありがと。そうする。
本当にありがとね。』