はい、久しぶりに娘と出会いましたよ。
やほ。娘

「はいな、おとうさん。おひさーっ♪」

えらく機嫌いいっすね…あ、そうか。今日は高校入試やな?
推薦内定の君には全く関係ねぇと

「むっふっふっふ。でもね、いいことばかりじゃないのよ」

どしたん

「足の親指の爪が剥がれかけている」

痛っ

「さ、立ち上がれ、イオレク・バーニソンッ!」

だから、俺はライラの冒険に出てくる白熊じゃないってば。
あれは白熊の王だろ?俺は月の輪熊。

「いいから。立ち上がるのよ、ツックーネ・バーニンアップ!」

燃えるんかい(笑 わぁったよ。立ち上がるよ。
立ち上がって、世界を救えばいいんでしょ。

「いや、世界を救う前に娘を救ってちょ。
絆創膏とってぇ」

みみっちい救世主やな(笑

「よし、できた。さ、世界を救いに行くよ。
あたし、セーラー服と日本刀用意するからね。
お父さんは誇り高き鎧を用意して」

よし、任せとけ

「その前に昼ごはん食べましょう」

世界を救う前に腹を救うと

「まぁ見て、お父さん。素敵な雪」

うむ。なごり雪やね

「汽車を待つ君の横で僕は~時計を気にしてる~」


とんでもない大きな声で歌いながら
買い物に出かける父娘ってのは有りなのか(笑