「…名前付けたんすか」

「そうだ。フルネームはレニー・クラビッツちゃん。
そんな事はどうでも良い、この絵を見ろ」

クラビッツちゃんが指し示す図は、東京都の地図である。
赤い点が所狭しと記されてある。

「いいか。この赤い点は、小学校だ。
この点同士を結んでいくと…見ろ、これだ」

なんと、パネルに五芒星が現れた。
安倍晴明が使いし陰陽道の印である。

「え。これって」

「そうだ。結界だ。ここだけじゃないぞ、ほらここにも。
ここにも、ここもだ。東京都内全ての区に五芒星が在る。
いいか、東京は呪術に守られた恐るべき結界都市なのだ!
そしてその結界を守るべく、暗躍している組織が内閣特務室。
夜の小学校が怖いというのはな、縄谷。
彼等が長い期間を費やして、国民に植え付けたイメージなのだ。」

もう一度ご一緒に。
「な、なんだってぇぇぇぇぇぇぇ~っ!」

四へ