猫達にしか聞こえない
周波数で緊急の合図
を送る。
聞いた猫はヒゲが
痛いぐらい反応する。
3分も経たずに集会場
に集まってくる筈だ。
だが、3分どころか
5分経っても一匹の
姿も現れなかった。
猫達もまた、姿を
消していたのである。
憔悴して帰る先生の
耳に、悲痛な声が
聞こえてきた。
「乱、どうしたらいい?
ねぇ、どうしたら。」
「落ち着け、いぶ。
今の所は何の要求も
無いんだ。誘拐とは
限らない。警察も両面
で動いてくれている。
俺はもう一度、
探して くるから。
お前は家で電話番を
していてくれ。」
乱蔵も疲労の色を隠せ
ない。
いつもなら必ずイブの
頭を撫でるのだが、
今日はそのまま
飛び出して行った。
「福。CNWが効かない。
誰一人集まらない。」
「え。キャットネットワークが?
どういうことでしょう…」
二人の会話に姉さまが
割って入った。
「のう。あの呪符、
見つかったのは3丁目
だけかのう。ワシは
どうも、あれが結界に
使われる物に思える
んじゃが。」
むぅ…と先生が黙り
込んだ。
周波数で緊急の合図
を送る。
聞いた猫はヒゲが
痛いぐらい反応する。
3分も経たずに集会場
に集まってくる筈だ。
だが、3分どころか
5分経っても一匹の
姿も現れなかった。
猫達もまた、姿を
消していたのである。
憔悴して帰る先生の
耳に、悲痛な声が
聞こえてきた。
「乱、どうしたらいい?
ねぇ、どうしたら。」
「落ち着け、いぶ。
今の所は何の要求も
無いんだ。誘拐とは
限らない。警察も両面
で動いてくれている。
俺はもう一度、
探して くるから。
お前は家で電話番を
していてくれ。」
乱蔵も疲労の色を隠せ
ない。
いつもなら必ずイブの
頭を撫でるのだが、
今日はそのまま
飛び出して行った。
「福。CNWが効かない。
誰一人集まらない。」
「え。キャットネットワークが?
どういうことでしょう…」
二人の会話に姉さまが
割って入った。
「のう。あの呪符、
見つかったのは3丁目
だけかのう。ワシは
どうも、あれが結界に
使われる物に思える
んじゃが。」
むぅ…と先生が黙り
込んだ。