手元にことわざ辞典がある。
なんと昭和55年発行のものだ。
何の気無しに頁を繰っていたのだが、
これが中々どうして面白い。
さて、娘。おまえの運勢を占って進ぜよう。
1から615の間で、好きな三桁の数字を言いなされ。
「幅広っ!512」
うむ。では。
こっとわ~ざ~の神様~♪
娘の実力テストはどないでしょ~♪
「なにそのイイ加減な歌」
黙ってぃっ!よし、これじゃいっ!
『船を沈め釜を破る』
その昔、項羽は兵を率いて川を渡ると、
船をみな沈め、糧食を炊く釜を壊し、
小屋を焼いて、生還の心が無いことを
全軍に示して士気を鼓舞し、
ついに敵の大軍を打ち破ったという故事による。
ははぁ、いわゆる背水の陣やな。
がんばれよ、実力テスト
「く。じ、じゃあ父さんの来年の運勢は」
うむ。待ちなされ。……325という数字が出ましたぞ
大地に槌、と出ました。
意味は『絶対に外れることがない、確かなもの』
ありがたいことですじゃ、ことわざの神様
「…ちょっと待て。開いたページの中で、どのことわざを
選ぶのかは、どうやって決めてるのよ」
そこはそれ、父さんの霊感で
「貸せ」
あ。ご無体な
「325ページ。大食短命。腹いっぱい食べる人は長生きできない。
大食腹に満つれば学問腹に入らず。食べ過ぎると頭が働かない。
どやっ!」
さ、さすが霊感では一日の長があるな…
なんと昭和55年発行のものだ。
何の気無しに頁を繰っていたのだが、
これが中々どうして面白い。
さて、娘。おまえの運勢を占って進ぜよう。
1から615の間で、好きな三桁の数字を言いなされ。
「幅広っ!512」
うむ。では。
こっとわ~ざ~の神様~♪
娘の実力テストはどないでしょ~♪
「なにそのイイ加減な歌」
黙ってぃっ!よし、これじゃいっ!
『船を沈め釜を破る』
その昔、項羽は兵を率いて川を渡ると、
船をみな沈め、糧食を炊く釜を壊し、
小屋を焼いて、生還の心が無いことを
全軍に示して士気を鼓舞し、
ついに敵の大軍を打ち破ったという故事による。
ははぁ、いわゆる背水の陣やな。
がんばれよ、実力テスト
「く。じ、じゃあ父さんの来年の運勢は」
うむ。待ちなされ。……325という数字が出ましたぞ
大地に槌、と出ました。
意味は『絶対に外れることがない、確かなもの』
ありがたいことですじゃ、ことわざの神様
「…ちょっと待て。開いたページの中で、どのことわざを
選ぶのかは、どうやって決めてるのよ」
そこはそれ、父さんの霊感で
「貸せ」
あ。ご無体な
「325ページ。大食短命。腹いっぱい食べる人は長生きできない。
大食腹に満つれば学問腹に入らず。食べ過ぎると頭が働かない。
どやっ!」
さ、さすが霊感では一日の長があるな…