ピ~ンポ~ン

「うにゃあっ!来てしもたがな」

どうしよう、またラーメンでは何もかも終わりだ。

あぁどうしたら良いのかしら!

「おぃ~っす。できたぁ?」

そう言いながら、礼二が入ってきた。

佳世は追い詰められた。ガバッと頭を下げ、泣きながら謝る。

「ごめんなさい、また料理失敗しちゃった…」

自分が情けなくて、後から後から涙が溢れる。

そんな佳世の頭を礼二は優しく撫でた。

「ラーメンある?
俺、佳世の作ったラーメン大好きだよ」



その夜のラーメンは、やや塩味が効いていた。

佳世の涙が入ってしまったからだ。


その代わり、デザートは甘い甘いキスだった。


ま、クリスマスの夜ぐらいは甘い話でもよかろ?(笑