男は有頂天になった。

仕事の失敗も
リセットできる。
同じミスはしないから
男の営業成績は
急上昇した。

ナンパにも使った。
失敗してもやり直し
ができるから、
恥じる事なく、どんな
相手にも声をかけた。
当然、成功率も上がった。


つまらない事だが、
パチンコにも使った。
何度でも出るまで
台を選べる。

賭けマージャンも
勝つまでやれる。

男は恐いもの無し
だった。

「楽しんでますね。」

「わぁ。あ、あんたか。
突然出てくるのは趣味か。
あぁ。楽しんでるよ。
最高だ。」

「使い過ぎてはいない
でしょうな。」

「あ?あぁ大丈夫さ。」

「なら結構。お代金も
頂戴しましたし。では。」


男はその夜も素敵な
美女と夜を過ごし、
御機嫌で出勤した。

交差点を渡り切ろう
とした時、男に
酔っ払い運転の車が
突っ込んできた。

「う、うわぁぁっ!」

跳ね飛ばされた衝撃で
LIFEリセットの
スイッチが入った。

「た、助かった。」


交差点を渡り切ろう
とした時、男に
酔っ払い運転の車が
突っ込んできた。

「う、うわぁぁっ!」

跳ね飛ばされた衝撃で
LIFEリセットの
スイッチが入った。

「た、助かった。」

交差点を渡り切ろう
とした時、男に
酔っ払い運転の車が
突っ込んできた。



「おやおや、だから
あれほど言ったのに。
使い過ぎてCDが
音飛びしているよう
ですな。
可愛そうに。
跳ねられる恐怖を
延々と繰り返す
わけですか。
ほっほっほ…」