「おかしなロボットだな」
真吾は苦笑しながら倉庫の捜索に取り掛かった。
だがその捜索は、ものの数十分で終わった。
見事に何も残っていないのだ。
おそらく、支給が遅れている給料の代わりに、と
考えたのだろう。
「くそ…チップ一つすら残ってない」
その代わり、真吾は一冊のノートを見つけた。
この基地での出来事が事細かに記してある。
「手書きとは…古風な人が居たもんだな」
真吾は、何か手掛かりが無いかとノートを開けた。
何という事も無い業務日誌である。
本社あての悪口が、そのほとんどを占めていた。
その中に一つ、気になる文章が有った。
『R-26タイプは起動させない方が懸命かもしれない。
特にアールは危険な存在だ。ロボットとは思えない行動が多い。
感情が有るのでは、という意見が多数を占めている。
まさかとは思うが…この星の地磁気が何らかの
悪影響を及ぼしているのかもしれない。
アール以外の固体は、システムリセットにより、
今のところは、支障無く稼動しているようだ。
事故の起きぬうちに、早めに手を打つべきである。』
アールは危険?
事故の起きぬうち…どういうことだ?
あんな冷蔵庫に何が出来るというのだ?
仕方ない、とりあえずこの倉庫は諦めよう、
真吾はその日誌をポケットに入れ、部屋に戻った。
真吾は苦笑しながら倉庫の捜索に取り掛かった。
だがその捜索は、ものの数十分で終わった。
見事に何も残っていないのだ。
おそらく、支給が遅れている給料の代わりに、と
考えたのだろう。
「くそ…チップ一つすら残ってない」
その代わり、真吾は一冊のノートを見つけた。
この基地での出来事が事細かに記してある。
「手書きとは…古風な人が居たもんだな」
真吾は、何か手掛かりが無いかとノートを開けた。
何という事も無い業務日誌である。
本社あての悪口が、そのほとんどを占めていた。
その中に一つ、気になる文章が有った。
『R-26タイプは起動させない方が懸命かもしれない。
特にアールは危険な存在だ。ロボットとは思えない行動が多い。
感情が有るのでは、という意見が多数を占めている。
まさかとは思うが…この星の地磁気が何らかの
悪影響を及ぼしているのかもしれない。
アール以外の固体は、システムリセットにより、
今のところは、支障無く稼動しているようだ。
事故の起きぬうちに、早めに手を打つべきである。』
アールは危険?
事故の起きぬうち…どういうことだ?
あんな冷蔵庫に何が出来るというのだ?
仕方ない、とりあえずこの倉庫は諦めよう、
真吾はその日誌をポケットに入れ、部屋に戻った。