このよれよれな集団に、追い討ちをかけるが如く、
雷鳴が轟き始めた。

雨。

いかん、神輿を濡らすわけにはいかんのだ。
途中休憩なぁーしっ!
急げぃ、皆の衆っ!
おいさぁっ!

「ぉ、ぉぃしゃぁぁ」

ようやく到着。
第一のお旅所には、累々たる屍があちこちに転がっている。
俺も一緒に転がりたいところだが、またもや飲まねばならぬ。
祭とは飲んで飲んで飲まれて飲んでなのだ。

通り過ぎた雨が火照った体と道路を冷やしてくれた。

さぁて、次行くぞぅ。
肩入れろやっ!
おいさぁっ!

「おいさぁぁぁっ!」

おお。すげぇや。

二分後。

おいさぁ!

「………」

黙りこくった集団になってしまったではないか。
いかん、ここらで休憩を入れねば。

休憩。

ちみちみと進む。

休憩。

ちみちみと進む。

休憩。
あぁ埒があかん。

イライラしてきた。
おまえら、神輿ってのは、こうやって担ぐんじゃいっ!
おらおらおらおらっ!

到着。

そしてまた酒。酒。酒ったら酒。
おそらく、二升は空けてるな。

最後の締めは、近くの食堂で肉うどんを
食べるのだ。

何故だろう。
担ぐ前がきつねうどんで、全てが終わった後に肉うどん。

逆では無いのか。
今から力を使うという時にこそ、肉うどんではないのか。
ねぇ、そう思いませんか、神社委員長。

「ん?だって、今から皆でキレイなお姉ちゃんの居る店に
行くからね。力つけないと」

あ。
俺は行ってませんよ。
ちゃんとこうやって記事アップしてるでしょ。
ははははは。