じっと部屋の中で
携帯だけ握ってたり
して……まさかね。
確か、花屋さんで
バイトしてるとか
書いてあったし。
 
それだけあたし達に
縁があるって事よね。
 
亜季は無理矢理、
自分を納得させている
気がした。
 
 
あの顔、どこかで見た
ような気もする。
どこだったかな…
 
荒らしはその後も
何回か来たが、いつも
スルーされているのが
気に入らないのか、
いつの間にか居なく
なった。
 
 
平和な日々が戻った。

亜季はその日、宿題
のレポートを仕上げる
為に学内の図書館
へ行った。
 
 
4年前の新聞を広げ、
社会欄をチェックする。
 
 
面倒だな…
早く終わらせてブログ
見なきゃ。
 
 
気もそぞろに新聞を
見る亜季の目が何か
気になるものを捕えた。
 
 
なんだろ。
 
 
何が気になったんだろ。
 
 
もう一度紙面を見た。
 
 
亜季は悲鳴をあげかけ
、思わず口を押さえた。
 
 

それは連続殺人の
記事だった。
 

つい最近、知った顔
がそこにあった。
 

被害者として掲載
されたその顔は、
ゆりりんの顔だった。