雪下ろしが如何に大変
か、今冬のニュースで
初めて知った方も
おられるだろう。
俺の故郷も毎年、
かなりの積雪がある。
大学に入り、故郷を
遠く離れた俺は、
『北陸地方大雪』の
ニュースを見る度、
心配になった。
当時の我が家は幸い、
スレート拭きの屋根
だったので雪下ろしの
必要は無かった。
ただ、滑り落ちてきた
雪は容赦なく家を
埋めていく。
外に出入りするのは
もちろん、何よりも
プロパンガスの交換
が出来ない。
度々俺は、故郷に電話
し雪の具合を聞いた。
いつも母は、
「大したことないよ。
寒いから体に気をつけ
るんよ?」と答えた。
雪に埋もれ、光が
あまり差さなくなった
部屋に一人で居る母は
それでも一番に俺の
体を気遣ってくれた
のだ。
俺は今でも時々、
北陸地方の雪の
ニュースを聞くと
反射的に
『おかん大丈夫かな』
と思ってしまう。
雪に埋もれた家と、
一人きりの夜を過ごし
続けた母の事を思い
出す。
今はもう、その家すら
無くなってしまったのに、おかしな話だ。
そんな時は胸の中に
雪が降る。
だけど、この雪は
積もらない。
そばに暖かい家族が
居るからだ。
か、今冬のニュースで
初めて知った方も
おられるだろう。
俺の故郷も毎年、
かなりの積雪がある。
大学に入り、故郷を
遠く離れた俺は、
『北陸地方大雪』の
ニュースを見る度、
心配になった。
当時の我が家は幸い、
スレート拭きの屋根
だったので雪下ろしの
必要は無かった。
ただ、滑り落ちてきた
雪は容赦なく家を
埋めていく。
外に出入りするのは
もちろん、何よりも
プロパンガスの交換
が出来ない。
度々俺は、故郷に電話
し雪の具合を聞いた。
いつも母は、
「大したことないよ。
寒いから体に気をつけ
るんよ?」と答えた。
雪に埋もれ、光が
あまり差さなくなった
部屋に一人で居る母は
それでも一番に俺の
体を気遣ってくれた
のだ。
俺は今でも時々、
北陸地方の雪の
ニュースを聞くと
反射的に
『おかん大丈夫かな』
と思ってしまう。
雪に埋もれた家と、
一人きりの夜を過ごし
続けた母の事を思い
出す。
今はもう、その家すら
無くなってしまったのに、おかしな話だ。
そんな時は胸の中に
雪が降る。
だけど、この雪は
積もらない。
そばに暖かい家族が
居るからだ。