仲間が箱を探ると、
次から次へと支援物資が現れた。
そして一番最後に、一枚の写真が現れた。
「おや、アラン。その家族の写真じゃないかな?」
アランはひったくるようにその写真を手にした。
「山崎。元気そうだな…そして彰宏くんか。
すっかり良くなったようだ」
アランの指先が彰宏の胸の辺りを撫でた。
「ここに…ショーンがいる。鼓動が聞こえてくるようだ」
いつまでもいつまでも、胸の辺りを撫でるアランの瞳から、
とめどなく涙が落ちては乾いた土地に消えていく。
アランは大切にその写真を胸のポケットに入れ、
地雷処理に向かった。
小さな声で、こう呟いている。
「まいどー、実販の山崎でございましてーっか。
ははは、面白い奴だよなぁ…
よし、行こう。私もまだまだ頑張れる。
まいどー、地雷処理のアランでございましてー!」
五年後。
この村から全ての地雷が取り除かれた。
アランの姿もそれと同時に消えた。
風の噂によると、カンボジアに向かったという。
今頃きっと、カンボジアの空にこんな声が聞こえているに違いない。
「まいどー、地雷処理のアランでございましてー!」
次から次へと支援物資が現れた。
そして一番最後に、一枚の写真が現れた。
「おや、アラン。その家族の写真じゃないかな?」
アランはひったくるようにその写真を手にした。
「山崎。元気そうだな…そして彰宏くんか。
すっかり良くなったようだ」
アランの指先が彰宏の胸の辺りを撫でた。
「ここに…ショーンがいる。鼓動が聞こえてくるようだ」
いつまでもいつまでも、胸の辺りを撫でるアランの瞳から、
とめどなく涙が落ちては乾いた土地に消えていく。
アランは大切にその写真を胸のポケットに入れ、
地雷処理に向かった。
小さな声で、こう呟いている。
「まいどー、実販の山崎でございましてーっか。
ははは、面白い奴だよなぁ…
よし、行こう。私もまだまだ頑張れる。
まいどー、地雷処理のアランでございましてー!」
五年後。
この村から全ての地雷が取り除かれた。
アランの姿もそれと同時に消えた。
風の噂によると、カンボジアに向かったという。
今頃きっと、カンボジアの空にこんな声が聞こえているに違いない。
「まいどー、地雷処理のアランでございましてー!」