「お、覚えてろよー!おっきぃ兄ちゃんに言ってやるからな!」

捨てセリフを投げつけ駆け出して行く赤マント。
その頭は見事にハゲあがっていた。

「ヅラ?」

「ヅラでしたな」

「思わぬ初日の出ですな」

都伝隊は、手を合わせ、良い年を祈願したのであった。

「隊長、何をお願いしたんですか」

「あ?そりゃもうなんだ、あれさ。さ、飯でも行くか」

「おぃっす」

二人から少し遅れ、樹林は一人、携帯を開いた。
いつものまりちゃんの画像だ。
先ほどの出来事が嘘のように、まりちゃんが微笑んでいる。

「もう一度、君に逢いたいって頼んだのさ」

そうつぶやいて樹林は二人の後を追った。


赤マントが所属する組織とは何か?!

謎が謎を呼ぶ次回作を待て!



待ってくれる?