「ふぅん」
「その中に玉丘遊園地の事が書かれてあった」
ようやく玉丘遊園地の名が出てきた。
「土曜日の玉丘遊園地、観覧車の一番上で愛する人とキスすると、永遠の愛が約束されるんだって…あ、見えてきた。あれよ、あの大きな観覧車」
駐車場に車を停め、祥子は観覧車を見上げた。
なるほど、かなり大きい。
「さ、急ぎましょ」
ほとんど走るように初音は入り口のゲートに向かった。
脇目も振らず、一直線に観覧車を目指す。
「大人二枚」
初音は、チケットを買い、スタスタと乗り口に向かった。
祥子は置いてきぼりだ。
「あれ?ばあちゃん、チケットちょうだいよ」
初音はクルリと振り返ると、手を振りながら言った。
「永遠の愛は二人きりにならないとダメなのよ、ごめんね、待っててね」
「二人きりて…ばあちゃん一人じゃ」
「大丈夫。連れて来たから」
怖いこと言うなぁ、と祥子は鳥肌を立てながら見送った。
観覧車はゆっくりと上がって行く。
初音は、あたりの景色を楽しんでいるようだ。
もう少しで天辺という所で、初音はカバンから携帯電話を取り出した。
「その中に玉丘遊園地の事が書かれてあった」
ようやく玉丘遊園地の名が出てきた。
「土曜日の玉丘遊園地、観覧車の一番上で愛する人とキスすると、永遠の愛が約束されるんだって…あ、見えてきた。あれよ、あの大きな観覧車」
駐車場に車を停め、祥子は観覧車を見上げた。
なるほど、かなり大きい。
「さ、急ぎましょ」
ほとんど走るように初音は入り口のゲートに向かった。
脇目も振らず、一直線に観覧車を目指す。
「大人二枚」
初音は、チケットを買い、スタスタと乗り口に向かった。
祥子は置いてきぼりだ。
「あれ?ばあちゃん、チケットちょうだいよ」
初音はクルリと振り返ると、手を振りながら言った。
「永遠の愛は二人きりにならないとダメなのよ、ごめんね、待っててね」
「二人きりて…ばあちゃん一人じゃ」
「大丈夫。連れて来たから」
怖いこと言うなぁ、と祥子は鳥肌を立てながら見送った。
観覧車はゆっくりと上がって行く。
初音は、あたりの景色を楽しんでいるようだ。
もう少しで天辺という所で、初音はカバンから携帯電話を取り出した。